Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- Episode 5「ギルガメッシュ紀行」感想――表情豊かなギルガメッシュの姿が尊い……
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ。原作バレは配慮してます)
あらすじ
ある日、ギルガメッシュ王が突然にカルデア大使館を訪れる。
呆気にとられた藤丸たちが落ち着く間もなく、ギルガメッシュは直接彼らにある命令を下す。
王の命令、それはペルシャ湾を臨む観測所での水質調査だった。
マーリンもアナも同行しないということで、久しぶりにマシュとのふたり旅になるかと思いきや……なんとギルガメッシュ王が自ら同行するという。
戸惑いながらも王と共に観測所へと向かう藤丸とマシュ。
しかしその道行きは、ギルガメッシュ王の思いの外おおらかな側面も手伝い、穏やかな旅路になる――。
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感想
「Fate/stay night」などでおなじみのギルガメッシュとは、180度異なる彼の側面に、呆気にとられた人は多いのではないだろうか?w
「Fate/Zero」の時の、「尊大ではあるが話は通じる可能性がある」ギルガメッシュよりも更に丸くなった彼の姿は、まさに「賢王」と呼ぶべきものだろう。
「不死探索」が徒労に終わったことで、ある種の悟りを開いた後……とでも言えば、しっくり来るだろうか?
さて、今回は実に豊かな表情を見せてくれたギルガメッシュだが……エルキドゥと対峙した時の、なんとも言えない切なそうな表情が……泣けてくる。
あのギルガメッシュが、丸くなっているとは言え、あんな人間らしい憂いに満ちた表情を見せるなんて……。
彼にとって、エルキドゥという存在がいかにかけがえのないものか、分かろうというものだ。
同時に、「他人」であるはずの今のエルキドゥが、ギルガメッシュと対面しただけで機能不全を起こしてしまった点も……泣けてくる。
ギルの軽口に自然と言葉を返してしまっていたように、エルキドゥには、生前の記憶(記録)が残っていることが示された。
それは一体何を指すのかは、今後明かされることだろう。
また、今回はマシュの掘り下げとして、「第三特異点『封鎖終局四海:オケアノス』」での出来事が断片的に描かれた。
……ナビゲーターキャラであるドレイクも登場して、「もう全部アニメでやってくれよ」となったのは秘密だ(苦笑)。
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