Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-　Episode 6「天命の粘土板」感想――牛若丸との交流。そしてイシュタルの意外な一面が？

今回の満足度：5点（5点満点中）
（以下ネタバレ。原作バレは配慮してます）

北部戦線が苦戦を強いられる中、藤丸達はギルガメッシュ王から新たな命令を受ける。
それは、かつて王が予言を書き記したという「天命の粘土板」の探索だった。
粘土板は、クタ市にあるのだという。

その晩、藤丸は休養中の牛若丸たちと久々の交流を持つ。
故郷の英雄である牛若丸に憧れの眼差しを向ける藤丸。それに興味を覚えたのか、牛若丸は何故か藤丸の事が気に入った様子。
二人は、それぞれの目的を果たし再会することを約束する。

翌日、一路クタ市へと向かう藤丸達は、途中で女神イシュタルによる破壊の痕跡を発見し、言葉を失う。
なんでも、魔獣に襲われていた羊飼い達を助けた代わりに、宝石を奪っていったのだという。

クタ市はイシュタルの支配地域にある。
しかもクタでは、人々が外傷もなく死に絶え全滅するという痛ましくも不気味な出来事があった、いわくつきの街だった。

果たしてそこで、藤丸達を待ち受けるものとは――？

冒頭のシーンの通り、イシュタルは依代を介してウルクの民が召喚した女神だった。
アニメでは説明が省かれていたが、実際には

という回りくどい手順だということが、ゲームや資料集で明かされている。

何故そんな回りくどい手順を踏まなくてはいけないかと言うと、それは~~大人の事情~~それだけ「神」を召喚するということが、大変な事だからなのだろう。

さてさて、我らが藤丸立香は、驚くべきことに今回二人のサーヴァントを陥落させてしまったらしい（苦笑）。
牛若丸については言わずもがな。
一方のイシュタルについては……最後に金髪になった通り、まだまだ明かされていない秘密があるようだ（棒読み）。

冥界に落ちた藤丸を助けた、ジウスドラを名乗るジョージ声も渋い謎の老人も存在感を増してきた。
本来なら、彼の存在は他の特異点を踏まえていないといけないのだが、その辺りの描写をどう処理するのか……。

なお、ジウスドラとは、方舟伝説で知られるノアの原型とも言える、神話上の人物の名前。
当然、老人のそれは偽名なわけだが……。

たこわさ