ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note- 第7話「魔眼蒐集列車1/6 旅立ちの汽笛と第一の殺人」感想――FGOでもお馴染みのあのキャラが
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
盗まれた聖遺物の行方を追って、「魔眼蒐集列車」の招待を受けることとなったロード・エルメロイⅡ世。
旅の道連れは、内弟子のグレイと、自ら志願してきたカウレス。
他の招待客には、魔術世界の有名人の姿もちらほら。
更には法政科の化野菱理、Ⅱ世の生徒でもあるイヴェットなどの姿も。
しかも、「天体科」の時期君主であるオルガマリー・アースミレイト・アニムスフィアや、時計塔と敵対する「聖堂教会」のカラボーまで姿を見せ、早くもただ事でない雰囲気。
霊脈上を駆ける「魔眼蒐集列車」の中で、Ⅱ世たちを待ち受けるものは――。
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感想
アニメオリジナルを上手く絡めつつ、長台詞の多い原作を、よくもまあ見事にアニメ化してみせたな、という印象。
長回しが入ると、多くのアニメは「無駄に動きを多くしてみる」だとか、はたまた「止め絵を多用する」だとかの演出が多くなりがちだが、本作はその中間の、程よいラインをキープしているように見受けられる。
手のアップに僅かな動きをつけることで、キャラクターの感情を表すなど、細やかな表現が素晴らしかった。
さて、今回は遂にオルガマリーが登場。
FGOでは「所長」としてお馴染みの彼女だが……「事件簿」世界でも、いきなり酷い目に遭っており、原作界隈の彼女への愛が感じられる(苦笑
なお、今回登場した彼女は、FGOの彼女の「可能性の一つ」あるいは「違う方向へ分岐した直後」くらいのものなので、FGOマスター諸氏はご安心願いたい(?)。
……しかし、Ⅱ世は今回も女性に囲まれてばかりだった(笑)。
一癖も二癖もある女性ばかりだが、本来ならば必要のない、彼への心配とも懸念ともとれる言葉をわざわざかけられるなど……母性をくすぐるタイプなのかもしれない。
主題曲「starting the case: Rail Zeppelin」も収録。Original Soundtrackは9/4発売
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