ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note- 第4話「工房と塚と死霊魔術師」感想――あの死霊魔術師がゲスト登場!
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
降霊科からの依頼で、ウィルズ一級講師の父親・トレヴァー卿の死の謎を解くことになったロード・エルメロイⅡ世。
トレヴァー卿は、荒野全域が魔術工房という大規模な工房「マーベリー工房」を所持していた。しかしある日、工房が暴走して、周囲の一般市民をも巻き込んだ大惨事を起こしてしまい、トレヴァー卿自身も命を落としていた。
一体、工房で何があったのか?
その謎を解くべく、ライネスとグレイを伴いマーベリー工房へ向かうエルメロイⅡ世。
しかし、そこで待っていたのは、Ⅱ世となにかと因縁のある法制科の化野菱理だった。
菱理は、ウィルズこそが惨劇の犯人出ると断定し、彼を拘束してしまうが――。
感想
「Fate/Apocrypha」から、獅子劫界離がゲスト登場。
彼がどんな役回りになるのかは不明だが、Fateシリーズは平行世界であっても、人と人との「縁」はあまり変わらない印象があり、本作でもⅡ世と獅子劫は、ある程度良好な関係に落ち着くのではないかと思われる。
さて、どうやら今回は妖精が絡んだ事件のようだが……Fate、というかTYPE-MOON作品において妖精が絡んだ事件は、どれもろくでもない結果に終わっている印象がある。
今回も後味の悪いものにならなければ良いが……法制科が絡んでいるとなると、もう絶望的かも知れない(苦笑)。
化野菱理とⅡ世の因縁については、原作を参照されたい。
また、UBWや本作原作小説でお馴染みのアトラムと、「プリズマ☆イリヤ」などのスピンオフにも登場したバゼットが、写真でのみ顔出ししたが……何気にバゼットが本来のFate世界ではっきりと顔出しした例は珍しいかも知れない。
ある意味、レアキャラと言える(笑)。
私的には、原作から転用されたライネスの「子作り」発言がツボだった。
ああやって義兄をからかって楽しんでいるライネスだが、おそらくⅡ世が本当にその気になったらアワアワするだろうな、という辺りまで想像できるのが、また良いw
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