彼方のアストラ #06「SECRET」感想――突如向けられた銃口。そこに込められた想いの正体は?
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
ウルガーが銃を持ち出し、その銃口をルカへと向けた。
突然の凶行に唖然としながらも、ウルガーをなだめようと必死の説得を試みるカナタ達。
何故ルカを殺そうとするのか?
その問いかけに答えるように、ウルガーは死んだ兄の話をし始めた。
ウルガーの兄は両親からも期待され、愛された自慢の兄だった。
家族のはぐれ者であるウルガーにも優しく、ジャーナリストとして巨悪を追う熱血漢でもあった。
しかしある日、ウルガーの兄は自殺してしまう。
ウルガーは兄の死の裏には、ルカの父親である政治家マルコ・エスポジトが絡んでいると考えていた。
そして彼への復讐の一環として、息子のルカを殺そうというらしい。
しかし、そんなウルガーの決意を鈍らせるある事実が、当のルカの口から語られて――。
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感想
OPが久々のお目見え。
さて、今までの展開を観ていれば、ウルガーが刺客ではないということは彼の口から語られるまでもなく予想がつくものだったと思う。
実は、ルカの抱えていた秘密についてもある程度示唆されていたのだが、流石にISである、という点は予想外だった。普通に女性なのだと思っていた。
……が、先週までに私が予想していた「何故カナタ達がまとめて殺されなければならなかったのか?」という命題の答えを思えば、ルカは元々男性である必要があるので、「なるほどな」と思う部分も大きく。
そして、シャルスについても、大きな疑惑が浮かんでしまった。
彼については、先週の親たちの話し合いの時に、「父親」ではなく「母親」が登場していた為に少々不審に思っていたのだが……当たらずといえども遠からず、と言ったところだったようだ。
親たちの話し合いで、(アリエスの母を除けば)シャルス以外は「同性の親」が出席していた。
ルカの父親は、DNA関連のとある法案に関わっていた(反対していた?)。
ザックの父親たちは、「記憶の移植」について研究している。
フニシアだけでなく、ルカも養子だった。
カナタの父親は、自分の果たせなかった夢を押し付けるように彼に厳しいトレーニングを課していた。
このくらい材料が揃えば、答えの一端は既に明らかとも言えるが……ミスリードが含まれている可能性もあり。
まだ断定は出来ない。
次回、シャルスの口から語られるのは、どんな真実なのか?
まずはそれを見守りたい。
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OPテーマはnonoc「star*frost」
EDテーマは安月名莉子「Glow at the Velocity of Light」
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