たこわさ

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彼方のアストラ #05「PARADISE」感想――カナタ達が宇宙を漂流する中、親たちは……


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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

絶体絶命の危機を乗り越えたことで、絆を新たにしたカナタ達。
ユンファも無事に班員達と打ち解け、別人のように明るくなり始めていた。

そんな中たどり着いた次なる惑星は、まるでリゾート地のような快適さ。
食料も豊富で、美しい海に囲まれた楽園のような場所だった。

一方その頃、ケアード高校にはカナタたちの親が一部を除き顔を揃えていた。
沈痛な面持ちでウルガーの父親である教頭が告げたのは、カナタたちの失踪宣告、つまり事実上の死亡認定であった。
娘の生存を信じるアリエスの母親は猛反対するが、何故か他の親たちは至って冷静に事を受け入れていて――。

感想

毎度の繰り返しになるが、私は原作の序盤しか読んでいなので、ネタバレコメントなどは無用に願いたい。
また、以下の考察についても、原作未読という前提のものなので、的外れな場合もご助言などは一切必要ないので、あしからず。

さて、今回はまた、随分と情報量の多いエピソードだった。
ようやく親側の様子が描かれたが……アリエスの母親以外の反応が、なんとも臭すぎた。シャルスの母親も、少々他と違った反応を見せていたが……発言が少なすぎたので、なんとも言えない、か。
片親しか話し合いに出席していなかった点も、示唆的だ。

こうなってくると、ほとんどの親達は、子供たちが遭難することを予め知っていたようにしか思えない。
そして話し合いを欠席したルカの父親が、何かの法案の反対派であり、それにはどうやら遺伝子が絡んでいるらしいということが明かされ……前回までの私の予想に符合する部分が多く、暗澹たる思いを抱いてしまった。

カナタ達がたどり着いた楽園の如き惑星の生物たちが、単為生殖だという事実も何やら示唆的だ。
つまり、カナタたちは一部を除いて、そういう子供たちなのだという想像が働いてしまう。

ただ、分からないのはウルガーが銃を持ち出した理由。
もしカナタが言うように、彼が「刺客」だったのなら、そもそも各メンバーの素性、特にターゲットであるルカの素性を知らないのはおかしすぎる。
彼が銃を隠し持っていたのは、遭難事件とは関係のない、彼個人の事情が絡んでいるのではないだろうか?

もしくは、彼だけが知るなにかの情報から、ルカが「黒」だと思いこんでしまったか。

何にせよ、この状況で「続く」とは、なんとも無情な展開。
来週が早くも待ち遠しい。

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TVアニメ 「 彼方のアストラ 」 エンディングテーマ 「 Glow at the Velocity of Light 」

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