コップクラフト ＃3「MIDNIGHT TRAIN」感想――ティラナはいずこへ……？

今回の満足度：5点（5点満点中）
（以下ネタバレ）

あらすじ

マトバのもとから姿を消してしまったティラナ。彼女は独自の方法で「デニス・エルバジ」と接触しようと、動いていた。
一方、マトバもエルバジの情報を手に入れて――。

「COP　SHOW,　WITCH　CRAFT」

感想

堅物なようでいて、一度覚悟を決めると大胆な手段に訴えるティラナの姿が意外だったが、なるほど、剣を置いていったことの意味は、マトバが感じた通り大きかったらしい。
まさに彼女にとっては、命をかけた不退転の覚悟の表れだったということか。

まさかの「裏切り者」の存在には驚かされたが、マトバたちの動きが漏れているフシがあったことを考慮すると、なるほど、と納得する思いもあり。
「彼」の危惧が真実だとするならば、「レト・セマーニ」側の技術力――魔法の水準は、地球側の科学技術を凌駕している部分が大きい、ということになるが……。

今回はケニーが実に良い味を出していたｗ

作画については、ところどころ「コマの節約」的な演出が目立ったが、演出としてきちんと成立させているので不満点にはならず。現場の苦労が窺える。

コップクラフト　DRAGNET MIRAGE RELOADED (ガガガ文庫)