たこわさ

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コップクラフト #10「COCK ROBIN, JOHN DOE」感想――暗殺者の正体は……

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今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

市長候補の暗殺事件が発生。
犯人がセマーニ人だったことで、街はセマーニ人への差別が再燃する気配を見せていた。

そんな中、マトバとティラナは、市長候補であり因縁の相手でもあるモゼリーメのもとへ聴取へ向かう。
モゼリーメとその妻に胡散臭いものを感じつつも、現時点では何の証拠もなく、二人は大人しく引き下がる。
だが、今度は何と、そのモゼリーメが撃たれてしまい――。

感想

作画……というか、全体的な動きやレイアウトが、少々大変なことになっていた印象。
原作・シリーズ構成の賀東招二氏が、以前ご自身のTwitterで自分の仕事が滞っているようなことを仰っていたが、シナリオも作画も、どちらもスケジュールが詰まっている感がある。*1

どこかで歯車が狂うと、途端に全体に影響が出る。
そんなTVアニメ制作現場のタイトなスケジュール感を、如実に表しているのではないだろうか?
業界のお偉いさんには、もっと現場の苦労を組んで、体質改善に取り組んでもらいたいものだが……。

さて、そういった大人の事情は置いておくとして、本編はいよいよクライマックスに。
市長候補暗殺には、どうにも地球側とそれに協力するセマーニの一部勢力が絡んでいる様子。
FBIが大事な証拠を持ち去ってしまったようだが、「犯人が地球人だった」ということも、伏せられたままのようだ。

こうなってくると、国家・世界ぐるみの犯罪になってきそうなものだが……マトバたちに出来ることはあるのだろうか?

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*1:賀東氏のそれは、例の放火事件による精神的影響も多大にあると思われるので、非難するのはお門違いだということを、ここに主張しておきたい。