たこわさ

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フルーツバスケット 第16話「踏むなっつってんだろが!」感想――のほほんとした水着回と思いきや……?

フルーツバスケット 1st season Vol.3 *BD [Blu-ray]

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

夏が来て、透たちの学校でもプールの授業が始まった。しかし、節約の為に透は水着も買わずに中学の時のスクール水着のまま。
いたたまれなくなった魚谷は花島と示し合わせて、草摩の面々を巻き込んで透の水着を買いに行くことに。

その帰り、ふとしたことから透と魚谷・花島の出会いについて話が及ぶ。
三人は中学からの仲であり、透と出会った当初の魚谷は、絵に描いたような不良だったらしく――。

感想

透のスクール水着姿に、紫呉と同じようないたたまれなさを感じてしまい、「私も年をとったな」と思うなど……。

それはさておき。

メインキャラクターがことごとく思い過去を持っている本作。普段は明るいヤンキー姉さんな魚谷にも、暗い時代があった。
……正直、原作の田舎っぽい雰囲気から、現代の都市部を舞台に変えた本作のノリでは、「あんな絵に描いたようなレディースがいるか!」と思わなくもないのだが……まあ、そこにツッコむのはただの野暮というものだろう(苦笑

彼女の家庭事情や当時の状況を考えると、他のキャラクターに負けず劣らず重すぎる過去なのだが……目的不明のヤンキー3人娘が完璧にギャグキャラとして機能しているので、ある程度の息抜きは出来る構成になっていて、紅葉の時よりはマシ、と言ったところか。

まさかの前後編になったのは、水着シーンに力を入れたかもしれないが……スタッフグッジョブと言っておきたい(笑)。
私は花ちゃんが好きなので、きちんと彼女の魅力を描いてくれて嬉しい。

水着を買うのに付き合わされる由希と夾の姿も微笑ましかった。