たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

さらざんまい 第八皿「つながりたいけど、もう会えない」感想――バラバラのまま離れていく三人

【Amazon.co.jp限定】さらざんまい 1(全巻購入特典:「描き下ろし全巻収納BOX」「手乗りケッピぬいぐるみ」引換シリアルコード付)(完全生産限定版) [Blu-ray]


今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

燕太の「裏切り」を許せない一稀。そんな一稀の態度にますます意固地になる燕太。
二人の関係を修復できぬまま、街を去らねばならないことに後ろ髪引かれる思いを抱く悠。しかし時は待ってくれない。

悠の兄・誓への包囲網が狭まる中、燕太は偶然にも彼と出会ってしまう。
追われる誓を逃がすのを手伝う燕太。その最中、燕太は悠が隠していたある「大切なこと」を知ってしまい――。

感想

前回以上の急転直下。

何だかんだ言いつつも、人情を捨てられない燕太の姿が悲しい。
彼の欲望はやはり「愛」と紙一重なのだと思う。

そして一稀の「愛」も欲望と紙一重なのだろう。
かつて春河が事故に遭ってしまった時のように、一稀は許容量を超えたものに対しては非常に素っ気なく、怒りさえも覚える狭量さを見せてしまう。彼はある種、純粋なのだろう。
だが、そのことで、今度は燕太を失おうとしているのだから……因果応報と呼ぶにはあまりにも辛すぎる仕打ちだ。

一方の悠も……兄へついて行こうと決めたのは負い目だけではなく、もちろん一稀達よりも兄を選んだということなのだろうが……その判断の中に、燕太を思う心が無かったとは言い切れず……。
自分さえいなくなれば、一稀と燕太もその内仲直りするだろう、と思ってしまったのだろう。
今まで楽観論など笑い飛ばしていたような悠が、ここ一番で判断を誤ってしまったことも皮肉だ。

燕太は助かるのか?
一稀は自分を許せるのか?
悠は本当にこのまま街を出ていってしまうのか?

カワウソ側の動きも活発になる中、ケッピとサラにも怪しい動きがあるが……どうなることやら。



劇中歌・挿入歌「さらざんまいのうた」「カワウソイヤァ」「放課後カッパー」はiTunes/Amazonで配信中

さらざんまいのうた

さらざんまいのうた

  • さらざんまい
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
さらざんまいのうた

さらざんまいのうた


カワウソイヤァ

カワウソイヤァ

  • さらざんまい
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
カワウソイヤァ

カワウソイヤァ



放課後カッパー

放課後カッパー

  • さらざんまい
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
放課後カッパー

放課後カッパー