たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

どろろ 第十四話「鯖目の巻」感想

【Amazon.co.jp限定】TVアニメ「どろろ」Blu-ray BOX 上巻 (全巻購入特典 描き下ろし四曲屏風(364mm×257mm)・古橋一浩監督絵コンテ メイキングBD・完全版1話・24話絵コンテデータディスク・上下巻収納BOX 引換シリアルコード付)


今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

どろろの背中に浮かび上がった地図。それは父母が残した金銀の在り処を示すものだった。
今はどろろの頭の中にしか残っていない、母の背中にあった地図と合わせて、初めて意味を成すその地図。
琵琶丸は、どろろの両親が金銀を貧しい人々の為に使おうとしていた事を知り、百鬼丸とどろろが鬼神を討ち果たした後にも生きる目的をなくさずに済んだのではないか? とどこか安心したような笑みを見せた。

地図のことはさておき、鬼神を倒すどろろ達の旅は続く。
二人はその途中、女と巨大な赤ん坊の妖怪と遭遇する。だが、百鬼丸によればその二人は鬼神ではないという。
気味悪がりながらも、その妖に導かれるように、どろろ達はとある焼け落ちた寺へと辿り着くが――。

「どろろ」はAmazonでも配信中(Prime会員無料)。

感想

鯖目とマイマイオンバが登場。
今回もほぼ原作と同様のあらすじだったが、鯖目の奇っ怪さや、蛾の化物であるマイマイオンバの不気味さが際立っていた。

どろろの背中の地図についても、原作を踏襲した設定になっている模様。
貧しい人々の為に使おうと両親が隠した財宝を、どろろが……そして百鬼丸がどのように使うのか? そもそも二人は、無事に全ての鬼神を倒すこと出来るのか?

二人の未来がただ戦いのみではなくなった事を喜ぶべきだろうが、まだまだ先は長い。
百鬼丸は、鬼神だけではなく肉親とも戦っていかなければならない。

今回、琵琶丸が「金」を汚いものではなく必要であり、人間の心に余裕をもたせるものと表現したくだりには、思わず頷いてしまった。
「金なんていらない」と言えるのは、よほどの聖人かもしくはカネに困ったことのない人間だけ。
あるに越したことはないのだ。