ジョジョの奇妙な冒険黄金の風　Episodio 18「ヴェネツィアへ向かえ！」感想――ギアッチョが登場！　暗殺チームは変人しかいないのか

今回の満足度：5点（5点満点中）
（以下ネタバレ）

ベイビィ・フェイス（子）に苦戦するジョルノ。
だが、敵の能力から、ゴールド・エクスペリエンスの「体のパーツを生み出して傷を治す」という新たな使い方を見出し、一気に逆転してみせる。

難を逃れたブチャラティ達は、次なるボスからの司令を受け取る。
アバッキオのムーディー・ブルースを、亀の中の部屋で使えというのだ。

指定された時刻に合わせてムーディー・ブルースを再生すると、なんとそこにはペリーコロが。
彼は、次なる目的地を指し示す写真を見せ伝言を伝えると、そのまま拳銃自殺してしまった。
ボスの秘密を守るためとは言え、あまりの凄惨さに凍りつく一同。

一方、暗殺チームもペリーコロの遺品から燃やされた写真を見つけ出し、その解析に成功していた。
ブチャラティ達と別行動でヴェネツィアへ向かっていたジョルノとミスタは、氷を操る暗殺チームのスタンド使い・ギアッチョの襲撃を受けてしまう――。

ギアッチョが登場。
彼の独特な（言いがかりに近い）言い回しは……岡本信彦さんの怪演もあって、原作のイメージ通りに気持ちが悪かったｗ

メローネといいギアッチョといい、暗殺チームは何故こうも変態揃いなのだろうか？
プロシュートが相対的にまともに見えてくるｗ*1

そして……満を持してボスが登場。
パッショーネのような力ある組織のボスとは思えぬ、臆病にも見える立ちふるまいだが……全ての事象を引きこもりながら見渡し、的確な指示を与えているわけで、やはり底知れぬ恐ろしさがある。

*1:もっとも、残酷さ・過激さを除けばプロシュートはむしろ高潔な人物だったので、相対的に見なくても組織の中ではまともな方だったかも知れないが。

たこわさ