逆転裁判~その「真実」、異議あり!~Season2 第16話「始まりの逆転 Last Trial」感想
今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
証人の里子は、五年前に死んだはずの美柳ちなみだった――?
綾里千尋、最初の法廷は思わぬ方向へ。
果たして千尋は、しらを切るちなみを追い詰めることが出来るのか――。
※詳細なあらすじについては、公式サイトの「ストーリー|逆転裁判 Season2」ページへ。
感想
尾並田が自ら命を絶ったのは、ちなみを信じぬいたから……ではなく、彼女の裏切りが確定的となった時に、今度こそ人を――ちなみを殺してしまうであろう、自分自身を止めるためだったようだ。
あまりにも善良過ぎたが故の自死、だったのだろう。
千尋と御剣の心に深い傷を残して終わった「最初の法廷」。
御剣はその後も「不敗」に拘る検事であり続けたが……この事件が、後々彼が師匠を裏切るきっかけの一つになったのでは、と考えると、色々としっくり来るかも知れない*1。
さて、この一年後、千尋は見事にちなみに罪を白日に晒すことに成功するのだが……それでも事件は終わらない。
次回予告にもあった通り、これから成歩堂は、ちなみにそっくりな女性と出会う事となる。
「逆転裁判3」を原作とした本作は、いよいよ最終章へ。
全ての伏線が繋がる次のエピソードを、期待して待ちたい。
*1:たとえ後付設定であっても。