逆転裁判～その「真実」、異議あり！～Season2　第18話「華麗なる逆転 2nd Trial」感想

今回の満足度：4点（5点満点中）
（以下ネタバレ）

負傷した成歩堂に代わり、「弁護士」として事件の捜査を始めた御剣。
わざわざ駆けつけた糸鋸刑事と共に、毘忌尼や矢張から事情を聞くに、やはり事件には不審な点が多かった。

そして始まった法廷。
対する検事はゴドーではなく、御剣がわざわざ手配した狩魔冥だった――。

御剣と糸鋸が捜査に奔走する、という光景は「逆転検事」シリーズでもおなじみ。

現職の検事と刑事が弁護側の捜査をしていいのか？　というツッコミがありそうだが、そもそも普段の成歩堂の振る舞いにしたって、現実には弁護士に捜査権はなく、あくまでも「この作中世界ではそれで通じる」なので、真剣に考えてはいけない（笑）。

さて、遂にあやめの裁判が始まったが……流石に御剣、成歩堂とは違いややロジカルな展開となっていた。
対する検事として冥を連れてきたのは、弁護士を演じる事を黙認してくれる共犯者が必要だった、という以上に、ロジックを積み上げていく「相方」が必要だった、ということなのだろう。

昔と異なり、今の御剣は「勝利」ではなく「真実の追求」を心情としている。
そしてロジックを積み上げた先に、必ずやあやめの無罪が存在するという、成歩堂への信頼も。

とは言え、現時点ではあまりにも材料が少なすぎる。
本格的な解決は成歩堂の回復を待たなければならない……。

たこわさ