逆転裁判～その「真実」、異議あり！～Season2　第15話「始まりの逆転 1st Trial」感想

今回の満足度：4点（5点満点中）
（以下ネタバレ）

綾里千尋の苦い思い出――最初の裁判。それは、殺人の罪に問われた「脱獄中の死刑中」の弁護という、とんでもないものだった。

先輩の弁護士・神乃木にサポートされながら法廷に立った千尋。
相対するは、最年少で検事となった天才・御剣怜侍！

※詳細なあらすじについては、公式サイトの「ストーリー｜逆転裁判 Season2」ページへ。

神乃木のサポートがあったとは言え、はじめての法廷とは思えぬ千尋の堂々たる態度。さすがは成歩堂の師匠、といったところか。
しかも相手はアウチ検事のような雑魚ではなく、新人とは言え「あの」御剣怜侍その人。
それを相手に同等以上に渡り合う千尋は、真実優秀な弁護士だったのだな、と思わされる。

さて、今回登場した人物の内二人は……あからさまに既に本編に登場しているキャラクターと同一人物に見える。
そのことが何を表すのかについては今後のストーリーを追うとして……一つ留意したいのは無久井里子が、千尋の名字に反応したくだり。
彼女とそっくりの「あの人物」も千尋に対して含みを持っていたが……。

原作「逆転裁判3」でもここからの盛り上がりが半端なかったので、今後のアニメにも期待したい。

しかし今回は、いつもより気合の入った演出が多かったように思う。
物語がクライマックスを迎えたことで、スタッフも気合が入っているのだろうか？

たこわさ