たこわさ

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蒼穹のファフナー EXODUS 第15話「交戦規定アルファ」感想

今回の満足度:軽くK点越え。鬱のバッケンレコードや!
(以下ネタバレ)

あらすじ

救援に来たと思われたファフナー部隊はしかし、「交戦規定アルファ」に従い自分達をフェストゥムごと爆撃しようという人類軍の抹殺部隊だった。人類軍の凶弾に斃れた広登。その機体を回収しようとする人類軍に、広登の生存を信じ挑む暉。爆撃を阻止しようと必死の呼びかけを続ける真矢。しかし人類軍の攻撃は止まらず――。

感想

絶望しかねぇ!!
あまりにも変わり果てた(であろう)広登の姿は、「機動戦士Vガンダム」における屈指の鬱シーン「お母さんです」に通じるものがあり……。
そして我らが真矢ちゃんは……一騎がだらしないから彼女があんなに苦しむんだよ! とか実も蓋もない事を思ってしまったり。「今度は俺がやる」じゃないだろう、と。*1一騎が「(エメリー達を)守る」宣言した時の微妙な表情とか……やめてくれよぅ。
しかし、あの謎の巨大フェストゥムが人類軍を都合よく使っているのだとしたら、新国連の無能ここに極まれりって感じですね。敵を知り少しでも戦いを避けようと努力しているナレイン将軍達を「フェストゥムに取り込まれた裏切者」扱いしているのに、実は自分達こそがフェストゥムに知らぬ間に(戦略的に)取り込まれているんだから。
まあ、フェストゥムが人類同士の戦いを助長している、というのも現時点では仮説なんでしょうが。
エメリーが総士だけに伝えた「援軍」は操でしょうかね?
今回も竜宮島の描写が皆無なことがまた不安を誘いますね。

それにしても、広登死亡はこれで確定ですか。ファフナー乗ってた状態だから、彼も何らかの形で「新しい力」に目覚めている可能性も考えたのですが……人類からあまりに逸脱した状態になって蘇っても彼自身は嬉しくないかもな、とも思ったり。

*1:注:別に一騎の事は嫌いじゃないし彼の苦しみや覚悟が偽物だとも思ってないが。