たこわさ

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Classroom☆Crisis 第十三話「史上最大のプレゼン」感想

今回の満足度:1点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ナギサを救うため、A-TECを存続させるため、カイトとA-TECメンバーは社長ら重役へのプレゼンに臨むが――。

感想

全体的に荒っぽく、細かい粗が多くいまいち没入できず。ノリ優先に過ぎる最終回だった、という印象。
何故、取締役であるナギサが「辞表」ではなく「退職届」なのかは、字面から察するに恐らくカイトが代筆していて間違えている――と一応の好意的解釈は出来るものの、全体として「会社」をなめているとしか思えない展開だった為に、最早擁護する気も起きず。
一応、プレゼンへの道筋はナギサが付けていたので法的な責任を問われる可能性は極力排除しているのだろうが……「普通に情報漏えいじゃない?」とか「退職をほぼ決定している状態で会社の金と設備と人材を使って作り上げたロケットでもって自分達の身売り先にアピール」という明らかな社内財産の私的流用を繰り広げられては、もう「痛快」とは欠片も思えず。
恐らく、「手続き的には何の問題もない」などという台詞を一言でいいから劇中で発していればもう少し印象は変わったはずだが……。
ナギサ・イリス・ミズキが三角関係になった件も、ああいったお茶の濁し方をするのであれば前回はっきりとナギサとミズキが恋愛関係になる描写を入れるべきではなかったのでは? という疑問も浮かんだ。あれでは、ナギサがただの不実で優柔不断な男にしか映らないし、イリスの横恋慕にしかなっていない。
色々な意味で「惜しい」作品だったように思う。続編は……あっても観ないだろう。