たこわさ

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Classroom☆Crisis 第4話「激突!ユニオンバトル」感想

今回の満足度:2点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

全ての設備を奪われ、ボロガレージを宛がわれ、A-TECは八方ふさがりの状態に。メンバーの多くも去ってしまい途方に暮れるカイト達は、一縷の望みを抱いて労働組合の力を借りることに。カイト達の窮状を聞いた組合は早速A-TECを支援する為に抗議活動や署名運動、会社側への呼びかけなどを行うが、その裏にはカイトの知名度を自分達の権益拡大に利用するという意図があった。カイトはそれを理解しつつも、A-TECが生き残るために組合の方針に従うしかなかった。
やがて、ナギサら会社側とカイトら組合側が直接交渉する事になった。ようやくナギサを対等な交渉の場に引きずり出したとほくそ笑むカイトだったが、ナギサは予想外の手を打ってきて――。

感想

第一話から徹底して、会社組織についての描写が見かけはリアリティを重視したように見せかけてその実デフォルメ化されたものである事をみるに、本作は厳密な「お仕事モノ」ではなく、あくまでも舞台装置の一つとしてそれらを取り入れ物語に色を添えているのだな、と思いました。まあ、ある程度の設定の緩さは物語を盛り上げるうえで必要なものの一つですので、悪い事では決してないのですが。本名連呼されて逆上したアンジェリーナ改め服部さんのビンタなんて、社内規則違反以前の行為ですしね(笑)。

あまりにもチョロ過ぎる専務相手に着々と外堀を埋めつつあるナギサですが……もしかすると専務は早々に退場して真のラスボスはナギサ達の父親、とかだったりするのでしょうか?
ナギサにとってA-TECはただの道具でしかないのでしょうが、前回も感じたようにカイト自身には何やら期待もしている様子で、今回の管理職への抜擢も労働組合対策を建前にした彼への燃料投下のようにも思えますね。正式な手順を踏んでいたとはいえかなり強引なカイト達のやり方をあえて認めて見せたのは、もしかすると彼なりの激励、もしくは挑発、もしくは油断を誘うミスリード……と色々な可能性を考えてしまい、まだまだナギサの底は見えませんな。

そして今回もミズキさん大活躍。あまりにも有能すぎてちょっと男の煩悩詰め込み過ぎじゃない? とか、一極集中型の兄貴に対して妹は万能型過ぎない? とか色々思う所はあるのですが……まあ小澤亜李ヴォイスが可愛すぎるから細かい所は気にしない!

アネモネ(期間生産限定盤)

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