たこわさ

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #7「いさなとり」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

突然の停船信号――その送り主は逃亡していたCGSのオーナー・マルバだった。以前から付き合いのあったテイワズの下部組織「タービンズ」の庇護を受けた彼は、CGSを乗っ取った鉄華団――オルガ達を追って来たのだ。タービンズの代表・名瀬は協力する見返りとしてマルバの資産の全てを「預かる」約束を交わしており、鉄華団に素直に船と積み荷、そして何故かクーデリアを受け渡すよう求めてくる。
名瀬の要求を受け入れることは鉄華団解散とイコール……オルガとビスケットはタービンズに「案内役」を依頼しそれ相応の報酬を支払う事で自分達を容認するよう交渉するが、鉄華団を「子供」とあなどっている名瀬は聴く耳を持たない。やむを得ずオルガは自分達の実力を見せることで名瀬を納得させ、その先にいるテイワズとの渡りをつけようと目論むが――。

感想

あの激しい戦闘で戦死者が出ていない事には少々驚き……つつも主目的はお互いに撃墜ではなく無力化*1だった訳ですから「あわよくば殺さない」戦い方をしていた、という事なんでしょうね。まあ、三日月とラフタはかなりガチでしたが(笑)。やはりワイヤーやアンカーを駆使した戦いというのは近接宇宙戦闘の華ですねぇ。
「筋を通す」事に拘っている名瀬に対して、「乱暴な交渉」で自分達の筋を通そうとするオルガの判断はかなりギリギリの綱渡りでしたが、あの場面ではあれしか手段が無かったというのも実際の所。クーデリアが「マルバの資産」に含まれているというきな臭い情報についても加味した、苦肉だけれども最善の策だったと思います。名瀬が「阿頼耶識」の事を知った途端にマルバへ侮蔑の視線を向けていましたから、テイワズの界隈にあってもマルバはかなりの「屑」にランキングされるようで、その事も手伝ったのでしょう。まあもちろん、あの戦いで双方に大量の死者でも出ていれば交渉どころじゃないのでしょうが……。
クーデリアさんのポンコツアピールは今回も健在。実はお色気シーンにもなりうる構図だったのですが……私的にはクーデリアさんのポンコツ振りにばかり目が行ってそちらは殆ど気になりませんでした。むしろ一部変態紳士の方々はアトラ(ry
しかし、ラフタがメットをとるシーンを観てて思ったのですが、クーデリアの場合あのボリュームの髪の毛を収納できるメットがあるのでしょうかね?(笑) その辺りで今後小ネタを仕込んできそうな予感。

*1:オルガとしては自分達の実力を名瀬に認めさせれば勝ち、だったでしょうし。