たこわさ

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #39「助言」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

指導役としての任務を全うしたラフタ達が、鉄華団から去る日がやってきた。以前から昭弘の事が気になっていたラフタだったが、昭弘から「三日月以外に背中を任せられた初めての存在」という信頼の言葉を向けられ、自分の気持ちに一定の答えを出す。
一方、度重なる失態にラスタルからも自重を促されたイオクは、ラスタルから諭されている事も気付けず、ただ焦る一方だった。なんとか汚名返上しようと、以前接触を図ってきたテイワズのジャスレイとコンタクトを取るイオク。以前からタービンズとその弟分である鉄華団を疎ましく思っていたジャスレイは、言葉巧みにイオクを焚き付け、タービンズを攻撃するよう誘導する――。

感想

そもそも鉄華団への復讐心もただの逆恨みであり、ラスタルの精一杯の助言も何も受け取れていないなど、イオクはここから好転する事は無さそうだ。というか、冗談抜きで疾く無残な最期を遂げてほしい、というレベルまでヘイトが溜まってきた。タービンズに犠牲者or彼らが壊滅するような事があれば、ガンダム史上まれに見る「無能な働き者」として一身にヘイトを向けられる存在となるのではないだろうか?

タービンズについては、名瀬達の過去話をやる、ラフタの恋が報われそうになり周囲も応援している……という見事な死亡フラグが乱立し、不安でたまらない。マクマードのもとに三日月がいる、という事がタービンズ救済のフラグになってくれていれば良いのだが……作中の時間経過を見るに、バルバトスの改修はまだ終わらないだろうからそれも難しいか。

救いなのは、ヴィダールが「復讐」を語りながらもその実、マクギリスがどんな世界を作り上げようとしているのか、彼の「真」を見極めようとしている点。マクギリスは何だか第一期以上に黒い部分が見えてきてしまっているが、可能ならば和解エンドを迎えてほしい……。