たこわさ

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うたわれるもの 偽りの仮面 第七話「幼き皇女」感想

今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

帝都はミカドの唯一の跡取りである皇女アンジュの生誕祭が近い事もあり、いつも以上に賑わっていた。そんな中、生誕祭の準備を手伝うハクとキウル、忙しい合間を縫って買い物を楽しむルルティエとアトゥイ、そして白楼閣のクオンとネコネは、ある一人の少女によってそれぞれ散々な目に遭わされることに――。

感想

特に意外性もなく、むしろクオン以外の人々がアンジュの正体に思い当らないのが不自然過ぎて少々生ぬるさを感じるエピソードでした。少々行き過ぎた「腐女子」描写も指摘にはなんだかな、と思ってしまったレベル。
もちろん、以前もTwitterなどで書いたようにルルティエの「腐」属性については「いいぞもっとやれ」という感じではあるのですが、あくまでも彼女の内気な性格を反映した暴走――というか妄想癖が良かったのであり、ああいったリアルな腐女子(というかオタク全般)に共通する暴走を見たかったわけではないので。
とはいえ、ある意味「文化レベル」の高いヤマトの姿や、女将軍や皇女まで腐っているというその徹底ぶりには流石に失笑を禁じえず、そういった意味では楽しめたお話ではあったのですが。ルルティエが心酔するBL作家の隠す気が無い正体とかも。

……と、完璧なギャグ回と思わせておいて、最後にハクの正体にまつわるであろう伏線らしき描写が……。やはり後半戦はシリアス路線になってしまうんでしょうかね。