たこわさ

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Persona4 the Golden ANIMATION #7「It's cliche, so what?」感想

前シリーズ視聴済み。原作ゲーム未プレイ。
(以下ネタバレ)
一連の事件の犯人が足立であるという確信を得た鳴神は、一人彼のもとに赴く。しかし、足立の心の闇を見せつけられ、今まで自分が信じてきた「絆」を否定された事で自信を喪失してしまう。そんな鳴神にマリーは「あなたは私にたくさんの思い出をくれた」と、彼を叱咤する。マリーの言葉に信念を取り戻した鳴神は、今度は一人ではなく仲間達と共に、足立と向き合う事を決意する――。

引き続き、前シリーズにおける足立との最終決戦を戦闘描写少なめ・心理描写多めで再構築したエピソードでした。
注目すべき点は、前シリーズでは仲間と総出でも苦戦したアメノサギリを、鳴神が一人だけで打倒したところ。OPでいわゆるステータスグラフがMAX状態になっている点からも、今回の鳴神はTVゲームで言うところの「強くてニューゲーム状態(しかも半端なく周回している)」だという事が示唆されていましたが、今回は戦闘面でもそれが明示された、という事になるでしょうか。

さて、アメノサギリが倒された事で、街に淀んでいた霧、そしてマリーの姿が消え失せてしまいました。マリーに語り掛ける影は、前シリーズの「真の最終回」で現れたあのお方なのでしょうが、マリーの正体もそれに関わる何者か、という事なのでしょうか?
気になるのは、マリーが「思い出を全部もらっていく」と言って消えた事。そして鳴神に預けていた櫛が消え失せてしまった事。鳴神が櫛を回収していなかったところをみるに、彼らの記憶からマリーに関するすべてが消え失せてしまった、という事なのでしょうかね?