たこわさ

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PSYCHO-PASS 第19話「透明な影」感想

(以下ネタバレ)
狡噛がオヤッサンから借りたバイクで走り出して雑賀先生とメシ食って2ちゃん見て槙島の次の行動を予測する話――と書いてしまうと語弊がありそうだけれども、あながち間違っていないのが笑いどころ。
やはり、槙島はあくまで自分が「異端」である事を自覚し、むしろそのことに誇りを持ってすらいるようで。だからこそシビュラシステムに組み込まれて自らの異端性を捨て去った連中には冷たいけれども、狡噛のような「同類」には期待せずにはいられない、という事か。
一方、狡噛に置いてけぼりを食らってしまった公安局の面々――特に宜野座と朱は戸惑いと苛立ち、寂寥感を隠せないが、それぞれの方法で事態の収拾に動く始める。だが、その裏でシビュラシステムは朱を標的に新たな動きを見せようとしていて……。
やはり「精神力が強い」では説明がつかない朱の特性は、シビュラからは「免罪体質」と認定されていたようで。おそらく、槙島とは違う理由で朱もシビュラに組み込まれる事を拒絶する展開が待受けているんじゃないかな、と邪推。