たこわさ

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ROBOTICS;NOTES #13「なんという狂った世界」感想

原作未プレイ。
(以下ネタバレ)
平和な日常に突如訪れた非常事態。大規模な太陽嵐が関東地方を直撃し、電子機器がダメージを受けた東京は全ての光を失い暗闇の中に沈む。そんな中、君島レポートと流出したガンヴァレル最終話映像の中にフラウの母が隠したメッセージと符合するようにロボット達が暴走を始め――。
前回のエピソードがほのぼのだったから落差が半端ない。とはいえ、少々抑え目の演出だったのでインパクトが薄い印象も。ロボット達の暴走については劇場版パトレイバー並の恐ろしさを醸しだして欲しかった気がするが、そうするとそれぞれのキャラクターの描写に割く尺が足りなくなるだろうからそこはトレードオフと捉えるべきか。
その代わりと言ってはなんだが、海翔が今回も熱血主人公ばりの活躍を見せてくれた。普段やる気のない男が土壇場では人並み以上の行動力をみせる光景というのはやはり盛り上がる。
それにしても、いちいち綯が怪しくて仕方が無い。まるで被害を避けるかのように東京から帰還した所といい、ロボ部の面々に必要以上に親密な態度を取る所といい。フラウの行動が監視されていた形跡といい、また「ツイぽ」のアカウントが乗っ取られロボット暴走の犯人に仕立て上げられた事実といい、彼女を近くで見張っている人間が存在する事を示唆する要素はあまりにも多く、作中でそれに該当する人物はと言えば……。
演出がおとなしめなのは、実は気合入れて描写したら怖くなりすぎるシナリオだからなのかもしれないw

しかし、ドクの爆発騒ぎの件は必要だったんだろうか。何らかの伏線なのか?