ROBOTICS;NOTES #16「巨大ロボットが、大好きです」感想
原作未プレイ。
(以下ネタバレ)
無事起動テストが成功したガンつく2だが、ロケット打ち上げの準備の為にJAXAの施設から追い出される事に。そして訪れる運命の日――ロボ部の面々に二つの悲劇が襲い掛かった……。
このアニメ、贔屓目に見ても全体の演出が薄味・平坦で、どうにも盛り上がりに欠けるわけですけれども、今回はその雰囲気のまま惨劇が起こってしまったので逆に淡々とした恐怖がわきあがってきたというか。
ガンつく2が昴に向かって倒れてきた件については完全に彼等の自業自得だしフラグが立ち過ぎていて驚きはなかったのですが、瑞榎の事故については……見ていて思わずウワァー!! って叫びそうになりました。
そういえば例のロボット暴走事故以外にも、補助ロボットの暴走事故については以前にも登場していたよな、と現実逃避のように思いつつ、海翔とシンクロするように目の前の光景が信じられない気持ちになりましたわ……。海翔は出来るだけの事をやったと思いますが、あれじゃあ自分を許せないだろうなぁ、と。
あの手の補助ロボットだから当然倒れこんだ時の復帰機能位付いているでしょうが、まさか装着者の背骨をぼっきりやっちゃうくらいにパワフルな挙動をするとは誰が思おうか? 自分の死がすぐそこに迫っているのに最後の力で海翔を助け、他人への感謝の言葉を残した瑞榎はきっと優しい人だったんでしょうね……。
しかしこうなってくると、瑞榎に補助ロボットを贈ったのが本当にみさ希だったのかさえも怪しくなってくるのかも。一見すると海翔への警告として瑞榎が殺されたようにも見えるけれども、みさ希達も「かごめかごめ」の発生源とは敵対しているような描写があったので……ううむ。
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