たこわさ

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僕は友達が少ないNEXT 第5話「そんな遊びはいけません! 〜君がいると世界観が乱れる〜」感想

原作既読、前期アニメは視聴済み。
(以下ネタバレ)
女である事が判明した幸村。危機感を覚えた夜空は可愛らしいメイド服ではなく執事服を着せるという対策をとるが、残念ながら執事姿の女子というキャラクターは意外にも需要があるのであった……。策士策に溺れるとはまさにこのこと。残念。
さて、不用意な一言から乙女ゲーをプレイする事になった夜空ですが、イケメンキャラクターには目もくれずステータス上げだけに拘る姿はいつも通りの残念振り。しかし、不良っぽいキャラクターが出てきた途端に恥らいつつも攻略を進めると言う乙女振りも発揮。でも、どうやら他のキャラクターの好感度も上げておかないと攻略できないキャラクターだったようで、あえなくバッドエンドに……。
「思うように生きた結果だから後悔はない」とやけにさっぱりした顔で語る夜空ですが、その言葉はそのまま「小鷹と仲良くなる事だけを考えている自分」を自嘲しているかのようで何だか切なさが漂っていますな……。
一方、今回も理科は八面六臂の大活躍。初っ端のおさげ姿が可愛すぎた事に異論のある人はいないと思いますが――いたらワシが殴るけん!――悪ふざけした肉にキレて部員達を恐怖させたり、小鷹が自分のイメチェン作戦に気付いていたのに一言も褒めてくれなかった事にションボリして一人「賢者モード」に突入しようとしたり、金髪ツインテールになってみたり……。
しまいには、「お前の発明は何だか地味」という小鷹の失礼きわまる発言*1に奮起してタイムマシンっぽいもの(実際は催眠誘導装置)を作ってきたり……。まさしく「理科えもん」とでも呼ぶべき存在になりつつありますなー。
しかし、その理科の発明で話は思わぬ方向に……。タイムマシンっぽいもので十年前、子供の頃の夜空と最後に会った日を回想し、当時言えなかった「自分は二日後に引っ越す」という事と「ずっと友達だ」という言葉を伝え少しだけ心残りが解消された小鷹。ですが、「10年前を思い出していた」と不用意に発言してしまった結果、何故か夢の内容を知っていたほかの面々に「何故、10年前の夢に夜空が登場するのか?」と問い詰められ……。
ま、小鷹と夜空がかつて親友同士だったという事実を伏せているのは、単に夜空の要望によるものなのでバレた所で実害はないはずなんですが、律儀な小鷹は慌てふためいてしまっているようで。さてさてどうなることやら。

*1:一期から観てきた人には分ると思うけど、理科は何だかんだ言って隣人部の面々を楽しませる発明をしてるんですが、小鷹は気付いていないようで。