たこわさ

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僕は友達が少ないNEXT 第2話「ホモゲ部」感想

原作既読、前期アニメは視聴済み。
(以下ネタバレ)
サブタイトルの元ネタについては↓
https://twitter.com/hirasakayomi/status/291909297510699008
とのこと。
さて、初っ端からイメチェン(?)した理科の可憐さが炸裂し、思わず小鷹も絶賛の言葉を無意識にこぼしてしまうほどでしたが、やっぱり中身は変わらず理科なので残念な事に……。*1
そして残念ついでに何故かガチホモゲー原作アニメを鑑賞する事になった隣人部の面々。理科の台詞通り、アニメとしての質は高いのか、夜空と肉が夢中になって観てしまっている光景はどこか微笑ましい――が、最後の最後でやっぱりガチホモキスシーンが待受けるというオチに爆笑。しかも、艶事に全く免疫のない夜空が理科の詭弁にすっかり騙されて「そうか、友達同士でもキスはするのか」とか呟きながらチラっと小鷹の方を恥ずかしそうに見るとか……あやうくブヒ死にするところだったぜ!(何
しかしそんな夜空の可愛らしさも吹っ飛ぶ位の肉の残念さが炸裂。正直、伏せてあるとはいえ字面だけもテレビで流していいんかい? というレベルの濡れ場台詞を――番組ではAパートとBパートに挟まれて見事にカットしましたが――肉が全力で叫ぶとはwww
そりゃあ夜空も思わず申し訳なさが先立って素直に謝るし、流石の理科も引くし、温和な幸村も肉を「痴女」呼ばわりしますわなぁ……。前回に引き続き肉が真の変態へとまた一歩近づいたようです。
その他、マリアの姉ケイトが初登場して隣人部の面々に負けず劣らずの「残念美少女」振りを発揮してくれたり、邪険にされつつも夜空と絡みたくてしょうがない肉の微妙な気持ちが微笑ましかったりしましたが、やっぱり私的に一番気に入ったのは小鷹と一緒に歩いていて曲がり角で距離が離れてしまった時に小走りになってすぐ横に並ぶ夜空の姿でしょうか。
「ホモゲ部」の件から、夜空自身は小鷹の事を「友達」と認識しているそうですが、理科の熱弁した「友情でも盛り上がればキスしてOK」というトンデモ発言に嬉しそうに納得したりしたところを見るに、実際に小鷹に対して抱いている感情は「友情」とは別物のようで。二期の見所の一つはやっぱりこの「夜空が勘違いしている自分の小鷹への感情」になりそうですね。

しかし、第一期同様時々物凄く作画が乱れるんですよね。今回はキャラクターの顔の「濃さ」が薄れているぶん、ちょっとした乱れが目立ってしまっている印象が。ま、演出とシナリオだけでも十分面白いんですが、せっかく「萌え」よりの絵柄にしたんだからそこは少し頑張って欲しいな、と。

*1:ちなみに、小鷹の褒め言葉に理科が文字通り真っ赤になっていましたが、原作最新作「僕は友達が少ない CONNECT」を読んだ後だとこの時の理科の心情がよく分ったり。