織田信奈の野望 第4話「風雲！桶狭間！」感想

原作は未読。
（以下ネタバレ）
今回も作画は安定。この手のジャンルでここまで乱れないというのは凄い。
さて、今川の猛攻により織田の運命は風前の灯に。史実通りならば織田軍の奇襲により桶狭間にて今川軍の敗退、となるところだが、マムシが指摘したとおり良晴の手によって既に「歴史」は変わってしまっている。
この辺りの件は、「史実を知っている人間がタイムスリップして戦の行方を変える」系の物語に付き物のジレンマなわけで、恐らくは今後も付きまとう問題になるのでしょうが、マムシの「お前にしか出来ない事をしろ」という言葉が、恐らくは今後の良晴の生き方を決める一言になったのでしょうね。やはりマムシはお師匠様ポジションか。
とはいえ、今回の場合は大きな歴史改変はなく、今川本陣は桶狭間山の麓の奇襲に適した場所に陣を張っていたわけですが。それでも、最後に信奈を動かしたのが「未来を知っている良晴」の言葉ではなく「信奈を信じる良晴」の言葉だった、という所が粋な演出。
頼れるロリコン共（笑）である川並衆や実は女たらしである事が判明した信澄など、良晴の「仲間」も増えつつある様子。そして服部半蔵がイケメン過ぎて吹いた。
それにしても、性別が変わっていた時点で予測できていたとはいえ、義元生存でよく今川家を滅ぼせたな、とそこだけはどうにも納得いかないのであった。

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