たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

織田信奈の野望 第13話「天下布武」感想

原作は未読。
(以下ネタバレ)
微妙に動かないシーンがあったものの、最後まで作画は安定しておりました。制作陣に惜しみない拍手を!
さて、予想通り半蔵による良晴の爆死は「微塵隠れの術」による偽装でした。むしろ光秀や犬千代、元康が助けに来た事によって半蔵が良晴を回収できなくなった、というオチまでついて……。しかし、光秀的には結果オーライだった模様(?)
一方、怒りに任せて比叡山へ攻め込む信奈達。長秀はこのまま信奈が「魔王」と化す事を危惧しますが、近衛の策略による爆発炎上する比叡山で孤立した信奈は、良晴から託されたスマートホンを見て良晴の言葉を思い出します。
正直、泣いてばかりであんまり見せ場のなかった印象のある信奈ですが、ここで自力で立ち直ってくれた事で今までの鬱憤が解消された気分です。良晴と出会って以降、彼に依存する部分が大きくなっていたのでしょうが、今回は信奈が自立する話でもあったのかな、と。
近衛さんの恐るべき公家剣法(笑)はラスボスとしてはちょっと迫力不足でしたが、まあそれでも最終回に相応しいバトルシーンだったのではないでしょうか?
そして最後に「夢」だと思い込んだ信奈が駆けつけた良晴と唇を――重ねる前にそれをそれぞれの様々な表情で眺める織田軍一同に気付きキスじゃなくてキックで締めやがりましたw
半兵衛ちゃんの術――というか前鬼さんΣ( ゚Д゚) スッ、スゲー!! とか最後に顔見せした武田信玄とか色々気になる要素を残しての最終回。バトルシーンをパワーアップする方向に微修正した上で二期をやってくれてもいいんだからね!(信奈風に締め