ドラゴンクエストダイの大冒険　第17話「不死身の救世主」感想――ダイ達を襲うハドラーの罠

今回の満足度：4点（5点満点中）

（以下、ネタバレ含む）

炎魔塔と氷魔塔を破壊すべく、二手に分かれたダイ達。しかしその動きは魔王軍に筒抜けだった。
ダイとバダックはザボエラとミストバーンの軍団に、ポップとマァムはハドラーの奇襲を受けてしまう。

アバンの仇を前に怒りを抑えきれぬマァムは、ポップの制止も聞かずにハドラーに挑む。だが、ハドラーの格闘能力の前に手も足も出ず、一方的に打ちのめされてしまう。
動けなくなったマァムを庇うポップ。迫りくるハドラーのベギラマ。ポップはひとかけらの勇気を振り絞り、ハドラーのベギラマに立ち向かうが――。

途中までは駆け足なのに、突然謎の時間稼ぎ演出が始まるのは前回同様。
もしや、思ったよりも評判が良くて1クール延びた……訳は流石にないだろうかｗ

ポップがベギラマに開眼→ハドラーのベギラゴン辺りの流れは原作でもかなり熱かったが、今回はハドラー役の関智一氏とポップ役の豊永利行氏の熱演により、見応えのあるシーンに仕上がっていた。
特にハドラーのゲス演技が堂に入っていて、「流石は関さん！」と思わず膝を打ってしまった。

……しかし、ヒュンケル再登場シーンの長尺ぶりには少し苦笑してしまった。
原作でも屈指の「カッコイイ」シーンだけにスタッフも気合いを入れたのだろうが、上述の引き延ばし演出と合わさって特別演出感があり「ずるい！ｗ」などと思った。

たこわさ