Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-　Episode 7「陽動作戦」感想――孤立した街を救う為、藤丸は牛若丸達との共同作戦に挑む

今回の満足度：5点（5点満点中）
（以下ネタバレ。原作バレは配慮してます）

無事に粘土板を回収した藤丸。
しかし、疲労が祟ったのかそれとも他の要因か、藤丸はその場で昏倒してしまう。

昏倒した藤丸は夢を見る。
それは、第四特異点ロンドンでの、苦い敗北。魔術王ソロモンに手も足も出なかった記憶だった。
改めて魔術王の強大さを思い出した藤丸は、最後の聖杯獲得へ決意を新たにする。

一方、北壁では魔獣たちの攻勢が強まる気配があった。
マーリンに連れられて北壁へと足を運んだ藤丸たちは、レオニダスの指揮のもと、果敢に魔獣へと立ち向かう人々の姿を目撃する。

更には、牛若丸たちからニップルの街が孤立していることを聞かされた藤丸は、生き残りを救うべく行動を開始する。
牛若丸達が囮になり、手薄になったニップルの街へ藤丸らが潜入するという陽動作戦。その企ては上手く行ったように思われたが、ニップルの街では偽エルキドゥが罠を張り待ち構えていた――。

自称ティアマトの予想外の巨大さに、驚かされた。
あれでは、スパルタ式教育を受けた兵たちも逃げ出すはずだ。
まさしく「魔獣たちの女神」と言える。

その「魔獣たちの女神」と因縁があるらしいアナ。フォウの手助けで難を逃れた彼女だが……女神との邂逅が彼女にもたらすものとは？

マーリンとアナの、質は違えど共に「人外」である者たちの対話と、それとは対照的に「人間」臭い藤丸や牛若丸、レオニダスたちの対比が印象的なお話だった。

今回はなんというか……作画チームがんばった、という印象が強く残った。
終始動き回るし、巨大怪獣が如きキャラは出てくるしで、やや「ギリギリ」に思えた場面も多かった。
……逆に言えば、「ギリギリ」まで頑張って描いている、とも言えるのだろうが。

全体的に丁寧に作ってくれている故、なのだろう。今後も頑張ってほしい……。

たこわさ