フルーツバスケット 第15話「そうでもないさ」感想――湖畔の別荘と言えば……ジェイソン!
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
「湖の畔にある別荘へ行こう」という紫呉の提案により、透達は草摩の別荘へ。今回は、運転手としてはとりも同行する。
絶好のロケーションに感動する透だったが、どうにも夾と由希の様子がおかしい。
透は、自分に何か不手際があって二人の機嫌を損ねてしまったのではないかと思い始める。
しかし、それは透の勘違いであり――。
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感想
非常にどうでもいいことだが……今の若い方に「ジェイソン」と言って通じるのか、少々不安になってしまった(苦笑
今回は以前にも増して、コミカル描写が堂に入っていたように思えた。
……勝手な想像だが、やはり以前は、旧アニメのキレッキレの演出と被らないように被らないようにという思いがスタッフの中にあって、抑えめの演出になってしまっていたのではないだろうか?
2クール目に入ってからは特に、そういった「抑えめ」の部分が減って、思い切りの良い演出が増えたように思える。
つまるところ、原作の雰囲気をアニメとして表現しようとすると、旧アニメと行き着く所が似てしまうのは仕方のない所なので、スタッフ様には「被り」を気にせずのびのびと大胆に作ってもらいたいところ。
……と、あくまでこれは私の勝手な想像なのだがw
さて、今回は綾女が再登場し、「良いところ」を見せてくれた……が、やはりどこかずれているので、はとりへの気遣いがそのまま彼へのストレスにもなっているんだろうな、等とも思ってしまった(笑)。
それでも、はとりが決して今、自分を取り巻いている状況を悪いものだとは思っていないことが伺え……腐れ縁も捨てたものじゃない、等と思ってしまった。