revisions リヴィジョンズ Case3「守護者たち」感想――大介は今回もやらかす
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
ストリング・パペットはあと2機存在し、それは大介達五人しか動かせない――。
ミロのその言葉により、大介達はS.D.S.(シブヤ・ディフェンス・サービス)に任命されてしまう。
ミロ、そして婦警の泉海と共に、早速ストリング・パペットの回収へ向かう大介達。
渋谷の街の外には、荒涼たる大地が広がっていた。
ミロの話によれば、人類はパンデミックによりほぼ壊滅しているのだという。
アーヴはそんな世界の中で、ミロのような時間跳躍能力者により情報を収集し、人類が生き残る未来を予測する活動を続けていた。
彼女の話を聞きながら、剴はかつてのミロから託された言葉を思い出していた。
「全てを疑え」
しかし、実は剴以外の面々はそれぞれ違う言葉を託されており、露に至っては覚えてさえいなかった――。
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感想
今回も大介のダメ人間ムーブが光っていた(苦笑)。
一応、自分の失敗をすぐに認められる度量や、剴達がすぐにストリング・パペットを操れてしまった現実を理解していたようなので、大介も全くのバカではないようだが……。
剴と露の素早い判断と適応能力がなければ、泉海達は殺されるか拉致されるかしていたわけで、その事実の重さを大介がきっちり受け止められるかどうかが見もの。
過去のミロと現在のミロの齟齬については、予想通り「大介達が出会ったのは今のより先のミロ」という予想が提示されたが……剴の記憶が確かならば、過去のミロはもっと人間性を感じる女性だったらしい。
これからの短期間で、今のツンツンしたミロがそんな女性に変貌するのかと問われれば少々疑問だ。
更に、彼女は銃か何かで撃たれていたというのだから……謎は深まるばかり。
リヴィジョンズ側は、思いの外早く渋谷臨時政府に接触してきたが……まさかあの姿が「人類の警戒心を解くための擬態」だとは(笑)。
一体どんな情報をもとにしたのやら。
パンデミックの元凶は人類、という話もどこまで信用できるのか不明。
ただ、人を見る目は確かなようで、早速区長を籠絡しにかかった様子。
区長は優柔不断だが、保身となると即決即断することは前回で描かれているので、これは第四話から内ゲバが巻き起こりそうだ。