たこわさ

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実は私は 第10話「素直になろう!」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

校内に「外道クイーン」として知られるみかんだったが、それは伊達メガネをかけて「外道スイッチ」を入れる事で成立するキャラクターであり、素の彼女はむしろ素直で恥ずかしがり屋なそれだった。
ある日、みかんが伊達メガネを無くしてしまう。メガネが無いと外道キャラを演じられず朝陽とも正面から向き合えない――手伝ってくれた委員長と共に必死にメガネを探すみかんの前に、みかんのメガネをかけほくそ笑む校長が現れ――。

感想

朝陽のお蔭で岡や嶋、さくらさん達とも打ち解けるようになった白神の笑顔が、今までの朝陽の苦労が無駄ではなかった事の証拠ですが……わざわざあの場でロシアンシューを食べるのはやり過ぎだと思う(笑)。そして嶋は徹底して割を食う(但し自業自得)、岡は一人状況を把握しニヤニヤするというシチュエーションが定着しつつありますね。さくらさんの本領発揮はこれから……?
今回は、みかんと委員長回でした。朝陽の幼馴染であり昔から彼の事が好きなんだけれども何がしかの理由があってその気持ちをひた隠しにし、むしろ朝陽自身が望む恋愛を後押ししている節すらあるみかん。告白する前にふる、という荒行をやってのけたものの、色々あって秘密や苦労を共有する仲になり、朝陽の事を意識するようになったものの自分の立場や朝陽の白神への想いから、自分の気持ちに気付かない振りをする委員長。まあ、似た者通しですよね。「みかんのメガネに宿る自称・福の神」という秘密を共有した事で二人に友情が芽生えるのは必然とも言えますが……流石に委員長の方の秘密は明かせませんよね(笑)。校長くらい隠す気ゼロでも困りますが。
以前にも書いたように、私は原作読んでてみかんが一番好きなんですが*1、本格的に転んだのはこのエピソード辺りからだったと記憶しています。なので、アニメ組の方々にもみかんの魅力が伝わればよいのですが……どちらかというと「委員長どうなっちゃうの!?」に興味をひかれている人の方が多そうですね。

*1:なお二番目は獅穂な模様。