たこわさ

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城下町のダンデライオン 第2話「外面のいい姉・佐藤さんの片想い」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)

あらすじ

  • クールでドライ、けれども外では猫かぶりな次女・奏。極度の恥ずかしがり屋である茜に頼られる事も内心では面倒くさく感じているが、外では監視カメラや人目を気にして邪険にも出来ない。しかし、そんな彼女も妹の危機には思わず――。
  • 櫻田家の長男・修に片想いしているクラスメイト・佐藤さん。恥ずかしがり屋な性格と不器用さから中々想いを伝えられずにいるが――。

感想

冷たいように見えて妹の危機には咄嗟に過剰なレベルで能力を使い助けてしまう奏さん。ツンデレという訳ではなく、心底妹に頼られる事が面倒くさいという中々に「いい性格」ですね。自力で国家予算規模の財産を築いてしまうという手並みは国王に相応しいようにも思えますが……国王なんて責任ある立場になるよりはその資金力を活かして左団扇で暮らした方がいいような気がしますね(笑)。まあ、修が彼女の即位を妨害しようとしている所をみるに、何か深い事情がありそうですが。

片想いの佐藤さんは、なんと一話(というか0.5話)にして実質両想いになってしまいました! この状況でどうやって引っ張るつもりなのか、色々と気になりますが……それ以上に気になるのは修の性癖ですね。妹である茜に好みの髪型を強いて楽しんでいたり、どこか茜と性格の被る佐藤さんを気に入っていたり。ちょっと危ないレベルのシスコンである可能性が(笑)。
対する茜も目の前で兄の異性関係を見せ付けられて不機嫌になるとか、結構ブラコンの気がありますね。もちろん、健全レベルに留まるのでしょうが、仲のいい兄弟姉妹のそういった微妙な関係というのは安心してニヤニヤしながら観られるので、今後も楽しみです。
しかし、前回も書きましたが異常なレベルで恥ずかしがり屋、という設定は不快感というか痛々しさが先立ってしまうのが常なのですが、茜は可愛らしさの方が先立つのが不思議です。しかも、学校では堂々としていて学級委員まで勤め上げているなんて内弁慶振りという新たな属性まで披露してくれちゃって……激ラブですわー。