たこわさ

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城下町のダンデライオン 第11話「さようならスカーレットブルーム」感想


今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

国王選挙まであと一ヶ月。最新の世論調査でも葵の首位は変わらないものの、他の兄弟姉妹達もそれぞれの目的をきちんと見定めた事もあり着実に票を伸ばしていた。その中でも、茜は堅調に二位を維持するなど奮戦していたが、街頭演説など人前に出る時には緊張して縮こまってしまう性格は一向に治る様子が無い。
実は、茜の恥ずかしがり屋は生まれつきではなく、幼い頃に経験したある事件により植え付けられたトラウマに起因していた。茜がその事実を克服することなく国王選挙に臨む事を良しとしない奏、修、葵は兄弟姉妹達を前に茜を襲ったその事件について語り出すが――。

感想

スカーレットブルームはその場の願望で生まれた訳じゃなく、茜が無くしてしまった(と思いっている)幼い頃のヒーロー気質が蘇ったものだった訳ですね。トラウマに起因している事を思うと、彼女の恥ずかしがり屋ぶりを「魅力」と評してしまうのは酷なような気もしますが……もともと子供の頃もテンパリストだった事には変わりなさそうなのでまあいいかw
父王の代理でそれぞれが得意分野で活躍する姿は、「もう誰が国王になっても大丈夫なんじゃない?」という一つの答えを提示してくれていますね。これが全て総一郎の仕組んだ策だったとか言ったら最終回手前にして国王陛下株大暴騰だったんでしょうが(笑)。
次で最終話という事ですが、原作が未完結なようですから、これはアニメオリジナル展開になるんでしょうか? アニメ終わったら原作にも手を付けてみようかと思います。