ニセコイ：　第六話「オイシイ」感想

原作既読。第一期視聴済み。
（以下ネタバレ）

あらすじ

バレンタインデーがやってきた。千棘と小咲、万里花の三人は楽にチョコを渡そうとするが、千棘は恥ずかしさから、小咲はアクシデントでチョコを潰してしまった事から、そして万里花は強引かつ大げさなアピールのせいで当の楽に逃げられてしまった事から、それぞれチョコレートを渡せずにいたが――。

感想

千棘と小野寺さんの無意識空中戦は観ていて胃が痛くなってきますね……。二人ともある種の天然だから、下手すると永遠にお互いの想い人が同じな事に気付かなさそうな。まあ、二人のそんな性格や関係性があるからこそ、この作品が長続きしているのでしょうが。
おそらく、集とるりちゃんは千棘と小野寺さんの想い人が同じ、という事に気付いてるんでしょうね。集は三角関係を生温かく見守っていますし、るりはいい加減やきもきしてることでしょう。

さて、千棘と小野寺さんはもちろん健気なんですが、今回一番頑張ったのは何気に万里花ですよね。ちゃんと努力が報われて楽にチョコを食べてもらったはいいものの、そこで欲を出すのが彼女の欠点ですなｗ　あの腹黒ささえなけらば本当にいい娘なんですが……腹黒じゃなかったら万里花さんじゃないかｗ

しかし、万里花のチョコを男らしく食べた件とか、千棘の失敗チョコをそうとは気付かせずに普通に食べて見せたところとか、楽って本当にイケメン過ぎますよね……でもハーレム物主人公の宿命で致命的に鈍い、という所がなんとも罪作り。千棘の喜びようとか小野寺さんの仕草とかで気付けよ、と毎度のことながら思ってしまったり。

それにしても、この作品はヒロインズに順位を付けづらいんですよね……。私的にはもちろん千棘が一番好きなんですが、楽との恋愛関係においては誰か一人を贔屓したくないというか。*1誠士郎は一段下な気もしますけれどもｗ

ああ、ただこれから出てくるヒロインさん達は誰一人応援する気になれませんが。