たこわさ

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東京ESP SCENE 08「満ちる時、動き出す少女達」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)
超能力テロリストに襲われた母親を救った歩だったが、自らが超能力者である事がばれてしまう。その事で母親に心無い言葉を向けられ消沈する歩だったが、そんな彼を慰めるかのようなタイミングで、紫からの差し入れがペギーにより届けられる。それに添えられた「本当の正義のヒーローみたい」というメッセージに少しだけ救われる。一方、着々と超能力者を仲間に引き入れつつある教授達は、ある目的をもって京太郎を解放しリンカのもとに戻した。京太郎との再会を喜ぶリンカだったが、彼女たちの学校には教授の魔の手が迫りつつあり――。

歩の母親のあまりの下衆っぷりには思わず反吐が出て、そりゃあ教授達も超能力テロで世界を変えようとするよな、などと一瞬思ってしまったのですが、教授達のやっている事は正直自分達の首を絞めるだけだし一般市民を大量に犠牲にして恨みの念をを増やすだけの行為なので、むしろこの場合はリンカ達の「正義」が引き立つ、といったところが正解か。

さて、この手の「特殊能力者が差別される世界で、能力を持ったヒーロー達が正体を隠しながら活躍する」物語では定番のエピソードである「主人公の正体バレ」展開になりそうですが、やはり例にもれず友人達から蔑みの目で見られるようになってしまうのですかね……。キッズアニメなら「今まで陰で私たちを守ってくれてたんだ!(感涙)」なんて展開にもなるんでしょうが。第一話でリンカが疾走していた事を考えると、彼女が一時的にせよ身を隠さざるを得ない展開になりそうな予感が。