たこわさ

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東京ESP SCENE 04「雨と指輪と少女と」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)
攫われた紫を取り戻すべく、再び仏田の事務所に殴り込みを仕掛けるリンカ達。重傷を負いつつも得意の格闘術と超能力とで組員を圧倒、無事に紫を見付けるが、そこに仏田が現れる。サイコキネシスの力場で肉体を覆い物理攻撃を受け付けない仏田に苦戦を強いられるリンカ達だが、紫の危機に怒りを燃やすペギーが不思議な能力で仏田の中の「光る魚」を抜き取って――。

「光る魚」を回収する事で相手の超能力を消し去ってしまうという、物語のジョーカーになりそうなペギーの存在ですが、今回の描写を見た限りでは、「光る魚」を一匹回収しただけでもショートしてしまうようで、連続使用は難しそうですね。鎧の人物――美奈実の言によれば仏田には器が足りなかった、という事ですから誰からでも抜き取れる訳ではないのかも。

早くも第一話に出てきたテロリストの面々――教授や美奈実が顔を出してきましたが、彼らと京太郎の因縁も早々に明かされるなど、少々拍子抜けした一面も。もう少し謎を引っ張るのかと思いましたが、京太郎のすっぱりとした性格を考えればリンカに正直に打ち明ける展開の方が自然か。

しかし、小節さんがリンカパパにあっさり惚れてしまう件には思わず失笑。あれだけ悪辣だったのに、惚れた男に対しては誠実なんだから案外中身は乙女だったのかしら。