たこわさ

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ニセコイ 第12話「カクニン」感想

原作既読。
(以下ネタバレ)
千棘と楽の「十年前の約束」が微妙に符合する事が判明したり、千棘の父親から楽・千棘・小咲の三人が子供の頃仲が良かったという事実が明かされたりするお話。
肝心な所をぼかして長引かせる戦略はあざといながらも、「十年前」に三人が会っていた、という新事実を登場させる事によって楽(と視聴者)を混乱させるストーリー運びは見事だよな、と。しかも、楽は相変わらず小咲一筋ではあるんだけれども、千棘がもし約束の女の子だったら自分は果たしてどうしていたのか? と自問自答する辺り彼の中で千棘に対する気持ちが決定的に変わりつつある、という事になり。
まあ、千棘の方がより強く楽を意識してしまっているようですが。たとえ楽が十年前の男の子ではなかったとしても、やっぱり気になる存在には変わりなくなってしまっているんじゃなかろうか、と。