たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

ノラガミ 第8話「一線を越えて」感想

(以下ネタバレ)
ある日夜トの元へ舞い込んできた依頼の主は、ひよりの学校の後輩だった。いじめに苦しんでいる彼に対し、夜トはある言葉と共に「ソレ」を渡すが――。
周囲からの拒絶の形のひとつである「いじめ」に悩む少年と、自分が死者であり生者の世界から隔絶した存在である事を受け入れきれずに心の闇を募らせる雪音。その二人を夜トは似たもの同士と評し、依頼人の悩みの解決がそのまま雪音の抱える問題の解決にも繋がるのではないか? と期待した夜トでしたが、結果は雪音が昼の校舎窓ガラス壊して回った〜(一部違)状態になってしまい、清めきれぬ穢れによって遂に倒れ伏してしまいました。
今まで雪音の心の闇を辛抱強く受け止めてきた事から、夜トが主としての覚悟を持って雪音と向かい合っていた事実をうかがえますが、せめて萩原少年に対してのようにたった一言でいいから雪音の寄る辺となりうる言葉を掛けてあげるべきだったんじゃ、とも思ってしまい。