たこわさ

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ノラガミ ARAGOTO 第2話「彼女の思い出」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)

(以下ネタバレ)

あらすじ

雪音に出来た初めての同年代の神器の友達・鈴巴。しかし彼は、夜トを仇と付け狙う毘沙門の神器だった。幸いにして末端の神器である鈴巴は夜トの名など知らなかったものの、雪音は鈴巴にも夜トにもどこか後ろめたい気持ちを持ちながら鈴巴との親交を深めていった。
草木の手入れが得意な鈴巴には、特に大切にしている歳を経た桜の木があった。その桜の木にまつわる鈴巴とある生者の少女との想い出を知った雪音は、自分が彼岸の住人であるという事実については改めて思い知らされることに――。

感想

「ひよりの思い出になる事も出来ない」と思い知らされつつも自暴自棄になる事がなかった所に、雪音の大きな成長の後を観て取れます。が、彼が心を通わせた鈴巴が無残にも二度目の死を迎えた事を知った時にも、はたして雪音は正気を保っていられるのか……。
鈴巴を化け物に襲わせた張本人である陸巴。毘沙門の神器であり薬師として支える立場にありながら、毘沙門の一族に害をなそうという彼の目的は未だ謎ですが、狡猾な手段で兆麻を陥れた一方で、大胆不敵にも夜トの前に直接姿を晒すという辺りに彼の不安定さを感じてしまったり。