たこわさ

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ノラガミ ARAGOTO 第8話「禍津神」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)

(以下ネタバレ)

あらすじ

ひよりお手製の小さな小さな社はしかし、夜トにとって初めて得た「自分だけの社」であった。今まで社がなく固定の信者を持たなかったため常に「人間に忘れられれば消えてしまう」危うい状態であった夜トにとって、自分のお社を持つという事、そして「もっと一緒にいたい」と言ってくれるひよりというかけがえのない存在を得た事は大きな意味を持っていた。
「祝の器」としての自覚を深めつつある雪音も兆麻に教えを請い神器としての自分を磨き始め、夜ト達の未来は明るいかに見えた。夜トは禍津神としての自分と決別する為に「野良」との縁を切ろうとするが、逆に彼女が従える「面」の妖に囚われてしまい――。

感想

夜トのひよりへの「愛」が原作よりもかなりマイルドになっていて一人ほくそえんでしまいました(笑)。
「人々から忘れられればただ消え去るのみ」という夜トの存在の儚さは、彼のある種不安定な人柄の裏付けとして頷けるもの。そして野良のもとから逃れようともがく夜トの姿は、最早彼が禍津神ではないことの何よりの証左のようでもあり。