たこわさ

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ゴールデンタイム 第8話「リセット」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)
千波との関係がギクシャクしてしまいすっかり落ち込んでしまった柳澤を皆で励ますお話。
相変わらず千波が何を考えているのかよく分からないものの、結果的に柳澤とも香子とも和解したようだから、この辺りの人間関係も少しは落ち着いたと受け取っていいのかも。ただ、英研の先輩から言い寄られていた所を見るに、柳澤は女難の相がありそうですから、これからも女関係のトラブルが無いとは言い切れず。むしろ、演技とは思えないツーカー振りを見せた万里との偽装ホモカップルの件が噂になって――という展開もありえるかも(笑)。
しかし、柳澤は千波に惚れていたり先輩の谷間攻撃に青ざめていたりした所を観るに、もしかして発育のいい女性が苦手なんだったり。まあ、ナイスバディの見本みたいな香子に何年も付きまとわれていたので、その辺りがトラウマになっていてもおかしくないですが。
さて、その香子ですが、万里とは間違いなく正真正銘のバカップルなんでしょうが、それでもやっぱり柳澤には複雑な想いを抱いているようですね。何かにつけて彼にツンケンした態度を取るのは、振られた事への意趣返しの気持ちがメインなんでしょうが、やっぱり整理出来ない
そんな訳で、色々と火種を抱えながらも何だかんだで友達グループが結成されめでたしめでたし、となりそうな所で一番危険な爆弾に火が付いてしまった様で。
皆が寝静まった後、ベランダで密かに語らう万里とリンダ。万里にその気がないからこそリンダはさっぱりとした気持ちで「高校生までの万里」の話を出来たし、「告白」の返事も「NO」だったとはっきり伝える事が出来ましたが……これ、万里が少しでも記憶を取り戻したらどうなるんでしょうね? 万里が一瞬だけ、「高校生までの万里」に戻ってしまったかのような発言をしてしまい、しかもその事を本人が覚えていない、という異常事態を前にシラを切りとおした、その裏に隠した想いはどんなものなのか。
そして何より、過去の自分に憑依されたかのような万里の異変がこの先の未来を暗示しているようにも思え……。やはり一筋縄ではいかないようです。