たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

機動戦士ガンダム00 第11話「ダブルオーの声」

この一週間、散々やきもきした人も多かった事でしょう。
(以下ネタバレ)
いやいや、何だか先週の引きだと完璧にメメントモリの余波に巻き込まれていそうだったスミルノフ大佐、あっさり生存しておりましてほっと一息。ただ、一都市の中心部を丸ごと蒸発させてしまうような大熱量と光を目の前にして無傷、というのもなんだかなぁ、という感じですが。
一方、復活したと思われたハレルヤや、遥か遠方にいる大佐の危機を察したマリーの能力は、ダブルオーライザートランザム状態下での限定的な出来事だったようで、戦闘以外でも00が物語のキーとなってきそうですね。
そして戦力増強でここから巻き返しだ! と思う間もなくCB秘密基地を襲撃するアロウズ。スメラギさんに対抗意識をメラメラ燃やしてやる気満々のマネキンは、イノベイター連中の出来すぎた動きに気付いているんでしょうかね?
で、いきなりセラヴィーのツインバスターキャノンを「げぇ! 七鍵守護神を、曲げた!?」と言わんばかりに受け流してしまうガデッサはどれだけ高性能なんだ。
更にGNフィールドをものともしないGNメガランチャーも酷い威力だ! しかもオヤッサンに直撃!?(違 こんなところでイアン退場なんていったら、作品のオヤジ分が下がるじゃないか!(そこか
そしてまさかの沙慈参戦。いくらハロのサポートがあるからって、沙慈に戦闘機の操縦経験があるとも思えないし、ちょっと「えー!?」と思ってしまったり。それとも、この世界のMSや戦闘機は、SRWOG世界並に操縦系統が簡略化されてるんでしょうか? いや、ドッキングシークエンスを見た限りでは沙慈はお飾りで実質ハロが動かしているのかも。
本編よりCMでネタバレされてしまったものの、ようやくダブルオーライザーデビュー! 思っていたよりカッコイイ! というか、ノーマルな00にしてもそうだけど、このアニメのMSって、全体的に動かしたときにかっこよくなるようにデザインされているような感じですね。
で、今回の「ところがギッチョン」タイム、まだ敵残存勢力が多いのにトランザム起動してしまう刹那の思いっきりのよさに吹きつつも、ツインドライブシステムの真の力(?)がまさか人々の意識を感応させてしまうものだとは……。
本作って、各所に初代を初めとするガンダム作品へのオマージュ*1が散りばめられていますが、ここに来てニュータイプ同士の精神感応みたいな現象を持ってくるとは、やりますね。
更に、沙慈とルイスの「約束」がこんな形で果たされるとは、ちょっと予想外……。幸せへの道筋が見えないよ!

その他気になった事

  • ソレスタルビーイングのトレミークルー以外の人員が直接描かれるのって、アニメ版では初? 
  • 流石ロックオン、超速でアニューをロックオンしてるぜ!
  • リヴァイヴが送った脳量子波に反応したのは、そのまんまアニューなのかそれともあれはミスリードを誘っているのか。瞳の色に変化が無い所が気になりますね。
  • 一瞬でよく分からなかったですが、アリオス既にガンアーチャー装備済み?
  • 今の所描かれていませんが、カタロンは無差別テロを本当に行っているのかちょっと疑問。ジニン大尉も都合のいい情報を鵜呑みにさせられた被害者だったりして。
  • ネーナ、王留美裏切りフラグ? それ以前にアバンで殴られた後がありましたが、サーシェスに色々され(ry

*1:0ガンダムのデザインが初代、二部が数年後という設定が多分Ζ、「ガンダムによる紛争根絶」がW、イノベイターの役割が種でのコーディネーター誕生の理由と同様、などなど。公式コメントは0ガンダムのデザインくらいですが、それ以外にもらしき描写がちらほら。