機動戦士ガンダム00 第18話「交錯する想い」
いよいよクライマックスが近づいてまいりました。
(以下ネタバレ)
アフリカタワーの惨劇から4ヶ月。全ては反政府勢力の仕業と捏造され、マネキン大佐は行方知れず、スミルノフ大佐を失ったマリーは再びソーマ・ピーリスへ。状況は悪い方へ悪い方へと流れていっておりますね。
マネキンはやはり我らがヒーロー(笑)コーラサワーと逃避行中で、CBやカタロンのピンチに颯爽と駆けつけてくれるんでしょうか?
で、私怨全開で実の父を抹殺した子熊は……傷心どころか昇進なさっておる!? しかもなんか無茶苦茶な論理で自分を正当化した上でルイスにもそれを強要しちゃってるよ!? そりゃあイノベイターコンビもその滑稽さに皮肉の一つも言いたくなっちゃうわ!!
んで、
「僕は……引き金を引けない」
「分かっている」
「ルイスに叫び続ける事しか出来ない」
「分かっている」
「それでも、僕は……僕は!」
「会いに行こう、ルイス・ハレヴィに」
「――ああ……。ああ!」
この件にシビレタ。
かつて「自分には破壊する事しか出来ない」と考えていた刹那。
かつて「戦争など自分達とは関係ない」と考えていた沙慈。
その二人が、今ともに戦場に向かう。
刹那は、「戦いの向うに破壊以外の何かをもたらす事が出来る」と信じて、引き金を引けない沙慈の思いを届けるために戦う。「戦場で愛を叫び続ける」ことこそが沙慈の「戦い」なのだから。