ドラゴンクエスト ダイの大冒険 第13話「決着の瞬間」感想――ライデインがヒュンケルを直撃! しかし……
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下、ネタバレ含む)
あらすじ
ライデインの直撃を受けたヒュンケル。ポップは勝利を確信するが、ヒュンケルはライデインを受けてもなお、立ち上がって来た。
再度のライデインで止めを刺そうとするダイだったが、ヒュンケルの闘魔傀儡掌により動きを止められ、ブラッディースクライドの一撃を受けてしまう。
その時、牢獄を抜け出したマァムが駆け付け、隠し部屋で見つけたあるアイテムをヒュンケルに手渡す。
それはヒュンケルの義父が遺した最後のメッセージで――。
感想
予告編に偽りなく、作画に全力が投じられた回だったように見えた。
展開が駆け足だったためか、いわゆる「溜め」の演出がやたらと少なかったのは残念だったが、あまり多くを求めるのも酷と言うものだろう。
「魂の貝殻」というあまりにも都合よいアイテムについての補足にも期待したが、流石に尺の問題か、無かったようだ(苦笑
この一連のエピソードは原作時点から大好きではあるが、「流石に都合の良すぎる設定では?」と思ったのも事実であることを、ここに書き添えておきたい。
閑話休題。
さて、作画も脚本も安定していた今回のエピソードだが、一つ気になった点が。
ダイがヒュンケルの傀儡掌を破るくだりは、原作だとライデインの雷撃によって打ち破っていたのに、アニメでは力任せにちぎった描写になっていた。
ヒュンケルの傀儡掌は、気の迷いやダメージがあったにせよ、力任せに破れる技ではないはずなので……少々残念な描写だった。
基本、今回のアニメは原作への理解が深いだけに、些細な設定の齟齬がどうしても気になってしまう……。
おまけ
ネタにマジレスですが、鎧の魔剣って魔法以外にも吹雪とかも弾くので、残ってるパーツが溶岩のダメージをある程度減らしてくれた……ってことなんでしょうね(それでもヒュンケルの丈夫さはヤバいですがw#ダイの大冒険 https://t.co/iGg76BUQuq
— スミダ@たこわさ (@sumidanger) December 26, 2020
気になったので、原作既読者として軽い考察をば。
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- 作者:稲田 浩司
- 発売日: 2020/12/04
- メディア: コミック