たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

さらざんまい 第ニ皿「つながりたいけど、奪いたい」感想――それぞれに抱えた事情が重すぎそうな予感

【Amazon.co.jp限定】さらざんまい 1(全巻購入特典:「描き下ろし全巻収納BOX」「手乗りケッピぬいぐるみ」引換シリアルコード付)(完全生産限定版) [Blu-ray]


今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ハコゾンビを倒した報酬として「願いを叶える皿」をケッピから受け取った一稀達。
しかし、一枚目の皿はケッピの説明をよく聞かなかった燕太のせいで、巨大なかっぱ巻きに化けてしまう。

一稀も悠も、とある事情からどうしても、もう一度皿が欲しい。
ケッピはまたハコゾンビを倒せばご褒美をくれるというが――。

感想

本作はどうやら1クール作品のようだが、その為なのか、変に溜めるような事はせず、どんどんと核心に触れそうなあれやこれやが飛び出してきた。

アイドルになりすまし、弟と「繋がる」一稀。
ヤクザな商売の兄を追うように悪事に手を染める悠。
一稀に異常な執着を見せる燕太。

三者三様に、世間から逸脱した何かを抱えていることが描かれたが……燕太はともかく、一稀と悠のそれは間違いなく犯罪。
彼らを駆り立てるものが何なのか、表向きの理由は弟/兄の為と描かれているが……当然、裏の理由もあるのだろう。

カワウソのマークをシンボルとする謎の警官二人が、ハコゾンビを生み出していた事も明かされた。
カッパとカワウソの対立と言うと、とある有名作品が思い浮かぶが……ピングドラムが宮沢賢治モチーフだったので、今度はそちらの作家の世界観がモチーフになるのだろうか?

さらざんまいのうた

さらざんまいのうた

さらざんまい (上)

さらざんまい (上)

  • 作者: 幾原邦彦,内海照子,ミギー
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2019/04/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る