たこわさ

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GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第20話「こいびと」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ゾルザルによるクーデターの結果、帝都では恐怖政治が敷かれていた。言い掛かり同然の理由で次々に講和派の人々が捕えられる中、講和派の代表格であるカーゼルはシェリーのテュエリ家に匿われ難を逃れていた。しかし、カーゼルの存在を嗅ぎ付けたゾルザル配下の取り締まり部隊である「掃除夫」達がテュエリ家に乗り込んで来て、一転窮地に立たされてしまう。シェリーの両親はカーゼルと娘を守る為に彼等だけは逃がし、自分達は囮として屋敷に残った上で火を放ち犠牲となってしまう。
命からがら逃げだしたカーゼルとシェリーだったが、帝都では掃除夫達が幅を利かせており、逃げ場などどこにもない。そこでシェリーは大胆にも日本特使である菅原や白百合を頼る事をカーゼルに提案する。緊張状態の中、もし万が一日本の特使が帝国要人を匿うような事になれば、大きな争いに発展する事態は避けられない、その事を良く理解した上でのシェリーの提案にカーゼルも腹を決め、二人は菅原達が滞在する翡翠宮を目指すが――。

感想

※原作は未読です。
伊丹達が殆ど出てこないで、ほぼほぼシェリーが主役というエピソードでした。尺がかなり厳しいのか、駆け足な展開が続いたこの二期において、異色とも言える丁寧な描き方で「あ、スタッフは間違いなくロリコンだな」と思ってしまった次第(ぉ
菅原さんも早くもロリコン堕ちしてしまいましたが……あれは白百合閣下が焚き付けたような部分もあるから、やむなしと言った所か。とは言え、これで争いは避けられなくなり早速、掃除夫と薔薇騎士団の間で小競り合いが……。この手の話のセオリーとしては、後半に人死にが集中するというものがありますが、やっぱり騎士団にも犠牲者が出てしまってピニャがますます無力感を募らせるとかそういう展開なんでしょうか。
何気に伊丹達が本筋に絡まないまま事態が進行していくのは初めてなんじゃなかろうか。