たこわさ

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灰と幻想のグリムガル Episode.6「彼女の場合」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ユメのおかげで少しだけ気持ちを吐き出せたハルヒロ。ぎこちなくなっていてた仲間達との仲もとりあえず修復し、ようやくこれからの事を考える余裕が出来てくる。
まずは目先の懸案として、パーティーに全く馴染んでくれないメリィの件をどうにしかようと、ユメとシホルにも協力してもらい何とかメリィと親しくなろうと試みるが、肝心のメリィは相変わらずの素っ気ない態度のまま。苦慮するハルヒロだったが、リーダーとしてパーティー全員の動きを注視してみると、メリィも決してパーティーメンバーの身を案じていない訳ではない事に気付く。
メリィの事をもっとよく知ればもう少し歩み寄れるかもしれない。そう考えたハルヒロ達は彼女の昔のパーティーメンバーに接触するが――。

感想

必死に誤解を解こうとしているハルヒロとは逆に、むしろ誤解を招くような発言を連繰り返すユメの真意が少々気になったり。お互いに「その気」が無いからこそネタ扱いしているのか、それとも誤解されても構わないという気持ちがどこかにあったりするのか……。まあ、今の所前者のような気がしますが。
メリィの悲しい過去が明かされましたが……これまた古き良きファンタジーRPG系作品の王道的な設定ですね。パーティーメンバーにはこういった、「全滅」を経験しているちょっと陰のある、主人公達よりも少し大人なキャラクターが欠かせないといった風潮は昔からありますからね。でも、メリィのそれは少々極端に感じますが。
ハルヒロが不器用ながらもリーダーとして振る舞い始めましたが、その状況を他のメンバーが自然に受け止めている点が実は彼の一番の長所なんじゃないかと思ったり。